「とやま市民放射能測定室」は福島原発事故の影響で環境中に拡散した放射性物質と向き合い、測定することで市民自らが安心・安全な食品の情報提供や環境汚染の実態を知るために発足しました。私たちは活動を通して放射能汚染のリスクを減らし、とりわけ子どもたちへの健康被害のリスクを減らして行きたいと考えています。
住所 富山市神通町3−5−1
測定日時 毎週 金・日曜日
(10:00〜15:00)
電話 070-5062-7334(申込み・問合せ)
070-5145-7334(測定室直通)
FAX 076-466-2134
e-mail hakarucha@gmail.com
✽山菜の季節がやってきます。県内で採取した山菜を無料で測定します!✽
福島原発事故から12年が経過しました。でも、放射性セシウムは、まだまだ山野に残留しています。富山県内では、福島原発事故の影響はほとんどないといわれていますが、1950年代~1960年代中心に行われた核実験やチェルノブイリ原発事故によるものとされる放射性セシウムなどにより汚染されている土壌もあることがわかっています。
安心のためにも是非この機会をご利用ください。
測定を希望される方は、「はかるっチャ」までお申込みください。
問合せ・連絡先
Eメール:hakarucha@gmail.com
TEL:080-3044-2521(青木) FAX:076-466-2134
2021年度から「富山県土壌測定プロジェクト」を開始しました。
ことの発端は2019年「はかるっチャ」も参加している全国の市民放射能測定室のネットワーク「みんなのデータサイト」が6年の歳月をかけて土壌測定した東北・関東17都県の測定データを「図説17都県 放射能測定マップ+読み解き集」として発行し、「2019年度日本ジャーナリスト会議 JCJ賞」を受賞したことでした。私たちは測定に関わることはできませんでしたが、4,000人で3,400地点の土壌を測定した労作です。市民の地下で作ったこのマップ集を一人でも多くの方に知っていただきたく、販売に力を入れてきました。そんな販売過程で「富山の土壌測定は行なっていないの?」という声をたびたび耳にしました。
富山は原発立地県ではありませんが、石川県や新潟県で原発事故が起これば、放射能汚染は免れません。市民放射能測定室として、「事故前の土壌データを測定しておく必要があるのではないか」と思ったのがこの企画の始まりです。
現在富山県の旧35市町村の土壌測定を目指しており、2023年2月時点で11の市町の測定を実施しました。
(採取済み)富山市、魚津市、滑川市、黒部市、砺波市、大沢野町、入善町、朝日町、婦中町、小杉町、福岡町
(未採取)高岡市、新湊市、氷見市、小矢部市、大山町、舟橋村、上市町、立山町、宇奈月町、八尾町、山田村、細入村、大門町、下村、大島町、城端町、平村、上平村、利賀村、庄川町、井波町、井口村、福野町、福光町、
採取にご協力いただける方はまずご連絡ください。
問合せ・連絡先
Eメール:hakarucha@gmail.com
TEL:090-7083-8190(道永)
日時:2021年11月21日(日)14:00~16:00
講師:丸茂克美さん(富山大学前教授・現在産業技術総合研究所客員研究員)
参加会場:サンフォルテ研修室 303・304
オンライン参加も可能です。事前申し込み後参加URLをお送りします。
参加費 500 円
★11月19日までに事前申込みが必要です。
1 氏名(フリガナ) 2 連絡先 3 参加方法の記載(オンライン参加・会場参加)
上記をメール(hakarucha@gmail.com)またはSMS(09046873766)にてお送り下さい。
講師のプロフィール
講師 丸茂克美さん 富山大学前教授
1977年東京教育大学卒業
1980年通商産業省工業技術院地質 調査所入所
2011年福島原発事故直後、福島県で地表の放射線量調査を行い 放射能汚染土壌対策の重要性を認識。大規模土壌汚染対策事業を成功させた富山県での調査を目指し、 2012年富山大学に移籍
2020年3月富山大学退官、現在産業技術総合研究所客員研究員。
主催:とやま市民放射能測定室 はかるっチャ
Email:hakarucha@gmail.com
共催:公益財団法人 富山県女性財団
問合わせ 090-4687-3766
1986年のチェルノブイリ事故後、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの三カ国が主導で詳細な土壌汚染地図が作成され、人々の生活の指針や、避難や補償の基準となりました。
しかし日本では、3.11の福島原発事故後、そうした地図が作られませんでした。
そこで各地の放射能測定ネットワーク「みんなのデータサイト」が、調査期間約3年間、17都県にわたり自分たちの手で採取・測定を行い、3,400ヶ所を超える採取地点の詳細な放射能汚染地図を完成させました。
さらに食べ物・環境・放射能の基礎知識など様々な情報を盛り込み作られたのがこの書籍です。
執筆・編集は全国の市民測定室のメンバーで、放射能汚染の研究者や専門家も含みます。
完成したこの書籍を、市民はもちろん、ADR(原子力損害賠償紛争解決センター)や訴訟に関わる原告,弁護団や法律家の方にも役立てていただきたいと願っています。
仕様:A4版 200ページ 2,315円(税抜き)ISBN 978-4-9910427-0-6
発行:みんなのデータサイト出版
詳しくはみんなのデータサイトをご覧下さい。https://minnanods.net
はかるっチャでもお取扱いしていますのでご購入できます。お電話またはメールでご連絡ください。
電話 070-5062-7334 メール hakarucha@gmail.com
「放射能測定マップ+読み解き集」は、6年間土壌調査をしてまとめた本で、アマゾン1位、2019年日本ジャーナリスト会議JCJ賞にも輝き、オリンピックに向け世界中から注目されている本です。「みんなのデーターサイト」の村上直行さんから、この本のポイントをわかりやすく、やさしく解説していただくことによって、日本の土壌の測定値から見る汚染の現状と環境への影響について、共に考え、意見交換しましょう。
日時 2020年3月8日(日)
場所 CICビル 3階 学習室(JR富山駅前)
講師 村上 直行 さん(あがのラボ代表)
資料代 200円
※放射能測定マップをお持ちの方はご持参ください。会場でも販売しています。
*村上直行さんプロフィール*
新潟県阿賀野市に生まれる。新潟大学理大学院を終了後、高校と薬科大学に勤務。
中国核実験とチェルノブイリ原発事故を経験し、環境放射能測定に従事。
2011年の福島第一原発事故後、あがの市民放射線測定室「あがのラボ」を開室し、環境放射能検査、食品検査などの活動を行っている。
あがの市民放射線測定室「あがのラボ」代表。
「みんなのデーターサイト」共同代表。
第一種放射線取扱主任者。
主催:とやま市民放射能測定室 はかるっチャ
Email:hakarucha@gmail.com
http://toyamasokutei.jimdo.com
問合わせ 070-5062-7334(青木)
測定値から見る
福島の今
〜子どもたちの未来のために〜
原発事故は終わっていません。放射能汚染は続いています。
講師から食品や土壌の測定値から見る汚染の現状と環境への影響の報告を聞き、共に考え、意見交換しましょう。
と き:2019年9月29日(日)
午後2時〜4時
(受付1時30分〜)
ところ:サンフォルテ308研修室
参加費:500円
講 師:大沼 章子
「みんなのデータサイト」共同代表
「未来につなげる・東海ネット
市民放射能測定センター(C-ラボ)」
*大沼章子さんプロフィール*
1947年愛知県東海市生まれ。名古屋大学理学部化学科卒業。
長年、愛知県衛生研究所で、飲料水源や温泉源の調査、および、大気圏内核実験やチェルノブイリ事故による環境放射能調査を行う。
福島原発事故後、名古屋市内で「未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ)」や全国組織の「みんなのデータサイト」を立ち上げる。
非営利未来型(株)「はは」の設立にも参画、乳歯中のSr-90測定による内部被ばくの把握の必要性も訴える。現在名古屋大学大学院招へい教員。
主催:とやま市民放射能測定室 はかるっチャ
Email:hakarucha@gmail.com
http://toyamasokutei.jimdo.com
共催:公益財団法人 富山県女性財団
問合わせ 070-5062-7334(青木)
自分で作ろう!「わがや電力」
講師 堺 勇人さん
(PECとやま常務理事・副事務局長)
日本大学農獣医学部林学科卒。千葉県香取市で半農半教師生活を実践中に福島原発事故による放射能汚染に悩まされ、2015年に富山県へ移住。
現在は富山市の住宅地に住み、SDGs(エス・ディー・ジーズ)を標榜した「持続可能な社会作り」をテーマに、ヒト・モノ・コトの様々なコーディネートを行っている。プライベートでは、DIYで雨水タンクや太陽光発電、コンポストトイレなどを活用する暮らしの実験を家族と共に愉しんでいる。
■日 時:2019年6月23日(日)午前10時〜12時
■場 所:サンフォルテ3階 大会議室(富山市湊入船町6-7)
■主 催:とやま市民放射能測定室 はかるっチャ
■参加費:500円 (事前申込不要)
■問合わせ:070-5062-7334(青木)
Eメール:hakarucha@gmail.com
「はかるっチャ」恒例の「親子放射線なぜなぜ教室」 です。夏休みの自由研究にいかがですか?
・実施日: 8月19日(日)、25日(土)、26日(日)
・時間: 午前10時~12時、午後1時~3時
・場所: 富山市神通町3-5-1
とやま市民放射能測定室 はかるっチャ
・対象: 小学生のお子さんと保護者の方
1組でも実施します。お友だちを誘って、複数組で 参加される場合は、人数をお知らせください。
・参加費: こども200円
おとな300円
◆本年度の「汚染セミナー」は、「映画上映&フリートーク」です。
日時:9月29日(土)13:30〜 (13:00 開場)
会場:サンフォルテ307号室
参加費:500 円
「日本と原発 4年後」上映会
(2015 年製作・監督:河合弘之)
―知っていますか? 原発のすべて―
原発事故から7年。「福島」を忘れてはいません か? 今こそ、老若男女、世代を超え、立場を超えて、 これからの日本の未来を語り合いませんか?
~子ども達の健康な未来を脅かす、危険な農薬に頼らないで~
講師 中下裕子さん
・グリーン連合共同代表
・NPO 法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国 民会議」事務局長
・弁護士
ネオニコチノイド農薬は、植物の根から実までしみわたり、洗 っても落ちない、効果が長続きするというもの。単体検査で人体 に影響なしとして認められている農薬。世界有数の農薬大国であ る日本。農薬の他にも様々な化学物質が、日用品や食品添加物として認められている日本。
2 人に 1 人は癌患者、子ども達のアレルギーや脳神経系の障害の増加。自分達が生きている国土、子ども達の未来に残してあげた い国土が健康であるために、どんなことを知っておくべきか? 中下先生と一緒に考えてみたいと思います。
日時:9月16日(土)13:30〜
場所:サンフォルテ303号室
主催 はかるっチャ とやま市民放射能測定室
共催 公益財団法人 富山県助成財団
アースデイとやま2017実行委員会
参加費600円
3月から実施中の調査測定「魚を測定しよう!」は好評につき、期間を6月末までに延長しています。
鯖、鱈、鮭、鮪など、「魚」に不安を感じておられる 方はいませんか?スーパーで販売されている魚が大丈 夫かどうか知りたいと思ったら、ご連絡(070-506 2-7334)ください。
はかるっチャでは漁場対象を全海域にした「魚」の調 査測定を行っています。魚を測定試料として提供してい ただく場合は、測定料金が無料となります。
皆様のご協力をお願いします。
★ はかるっチャNEWS NO.14発行しました(2017/3/5)
■ 2016年会計報告
■ 数字で見る「はかるっチャ」の2016年
■ 放射能測定結果報告
■ 注目情報:どうなる?汚染土の再利用
■ アースデイとやま2017(5月21日)
■ 調査測定「魚を測定しよう!」2017年5月末まで 測定料金無料
テーマ「富山県の土壌に残留する放射性セシウム」
~富山県の放射性セシウムが我々に教えてくれること~
今年の「放射能汚染セミナー」は、丸茂克美さん(富山大学理学部生物圏環境科学科教授)を講師にお迎えして開催することになりました。
丸茂教授は大学生や大学院生と共に富山市内、およびその周辺の丘陵の未耕作地の土壌を採取して、放射性核種の測定を行い、測定結果をまとめて発表されました。
富山県には様々な岩石や土壌が分布しており、こうした岩石や土壌中に含まれる自然の放射性核種(カリウム40やトリウム232など)に加えて人工の放射性セシウム(セシウム137)の検出が報告されています。
今回のセミナーでは富山県の土壌に存在する放射性セシウムについてお話をしていただき、富山県の大地からの放射線量の実態を明らかにしていただきます。
多くの方のご参加をお待ちしています。
★★★★★★★
・開催日時: 11 月6日(日)13:30~16:00
・場所: 富山市湊入船町 6-7 サンフォルテ 305
・参加費: 500 円
・お問合せ: 070-5062-7334
(託児に関してはご相談ください)
★PEACE WORLD Tシャツ完売御礼
一昨年9月末にオーガニックコットンでダイオキシン類を含まないインク使用のT シャツを100 枚作りました。NO NUKESの文字を時計回りに配置デザインされたハトがプリントされています。この図柄は、「はかるっチャ」のロゴマークをデザインされた朝日町在住のデザイナーさんのオリジナルです。
T シャツをご購入いただいた皆様、宣伝・販売に ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。おかげで今年の8月初旬に、1年10ヶ月で231枚が完売となり、計9万円を「はかるっチャ」にカンパすることができました。
素肌にとっても気持ち良く、色も優しいと喜んでもらっています。街でこのハトに出会うとうれしいです。海外へも飛んで行っています。またどこかで会えることを楽しみにしています。
★ 最近のはかるっチャ(2016/1/1)
新年あけましておめでとうございます。昨年は多くのご協力・ご支援を頂きありがとうございました。新年は1月13 日 (水)から測定を始めます。今年もどうぞよろしくお願いします。心温まる年末年始をお過ごしください。
■ サポーター募集中
既にサポーターになって頂いている皆様へ
「年度更新お願いしま~す」
はかるっチャの測定業務は無償のボランティアワークによって行われています。また維持管理費および消耗品購 入費、宣伝費などは、依頼測定からの収入と寄附金・サポ ーター会費(現在のサポーター数:個人70名、2団体) によって支えられています。
既にサポーターになっていただいている皆様には、会費の更新をお願いします。宛名ラベルの右下にサポーター になっていただいた年月が記してあります。それを目安にサポーター会費 (2000円)の更新をよろしくお願い致します。
■ 調査測定 「魚を測定しよう!」
(2016年1月~3月末まで) 測定料金無料
ホカホカ鍋の具材のタラや鮭、刺身のマグロなどに不安を感じておられる方はいませんか?スーパーで販売されている魚が大丈夫かどうか知りたいと思ったら、ご連絡(070-5062-7334)ください。
はかるっチャでは漁場対象を全海域にした「魚」の調査測定を行っています。魚を測定試料として提供していただく場合は、測定料金が無料となります。
データ蓄積に皆様のご協力をお願いします。
★ 2015年12月の測定結果追加しました(2016/1/1)
★ 市民放射能測定データサイト「みんなのデータサイト」がリニューアルしました
「はかるっチャ」が参加している「みんなのデータサイト」(http://www.minnanods.net)には、現在10,000件以上の放射能測定データが蓄積されています。このたびより使いやすくリニューアルしました。おすすめは色々な旬の食品についてワンクリックで検索できます。ぜひ活用ください。
★ 報告: 第一回「ボランティア測定者養成講座」
3月30日(日)、初めてのボランティア測定者養成講座を実施しました。
講師の大沼章子さん(元愛知県衛生研究所環境物理科 長)による計3時間の講座に17名が参加し、放射能の 基礎知識と測定原理を学び、測定実習を行いました。
「はかるっチャ」は、見えない放射能について学び、 判断するための情報を提供していくことを使命として います。そのためにも今回のような講座を年に複数回企 画・実行していきます。次回は9月以降に実施する予定 です。今回都合で参加できなかった方は、是非次回の講座にご参加ください。
★ 県内の新聞で紹介されました
★ 「とやま市民放射能測定室」Q&A
(2013年12月23日更新)
Q 「とやま市民放射能測定室」はどんなことをするところでしょうか。
A 食品や土壌がどの程度汚染されているかを測定します。一般の人からも有料で測定を実施します。今後の予定として富山県内の保育所や学校の給食の測定や一般市場で購入した食品のサンプリング検査なども考えています。
Q 測定するためにどんな放射能測定器を入れるのでしょうか
A 非電化工房(栃木県那須町)が開発した「CSK-3i」(シンチレーションスペクトロメータ)が1台設置されています。この測定器は放射線を感知する検出器が大きいため短時間で低い値の測定が可能な機種です
Q どのようなものが測定できるのですか
A 測定できるものはガンマ線のセシウム134.137(機種によってはヨウ素131)に限定されます。それ以外の核種を測定するには専門の機種や設備が必要であり、一般の民間の測定所では難しいのが現状です。測定器はシンチレーション式の検出限界値3ベクレル/kg程度までは可能です。
Q 得られたデータはどのように生かしていくのですか。
A 「未来につながる・東海ネット」など全国の市民測定所がネットワークを広げて作った「みんなのデータサイト」(http://www.minnanods.net/)に情報を流します。このテータサイトでは食種別、都道府県別に検査日と検出限界値を含めた測定データが公開されています。 「とやま市民放射能測定室」ができることで富山県内のデータでかなり充実したものを送っていけると思います。こうしたことで、全国の放射能汚染状況や品目が明らかになり、市民が食品を購入する目安となります。福島県や東日本周辺の被災地のものであっても汚染が検出されないものもあり風評被害も防ぐことができ、消費者が食品を選択するときの指標を作ることもできます。